1/f ゆらぎ

宇宙はすべての事象が常に変化し揺れている。
宇宙の一切は波である。

宇宙の始まりはカオス(混沌)であった。
しかし、そのカオスにさえも、
実はリズムがある。
それが宇宙の法則。

無生物の現象も、種々の生命現象も、
すべては行けば必ず元に帰ってくる、
つねに変動するというリズムがある。

1/f リズム
1/f ゆらぎ

太古宇宙がビッグバンを起こしたとき、
そこには種々のリズムがあった。
それらのリズムのうち、
もっとも寿命の長かった「1/f リズム」が
今もなお自然界ではたらいている。

実際、脳波や心電図の心拍の間隔の変動はもとより、
混雑している高速道路における車の流れにおいても、
また心の変化にしても、
すべて「1/f リズム」が支配しているということを、
現代科学が立証している。

これは宇宙万物に当てはまる法則。
よって人生においても当てはまる。
好都合なことがあれば悪いこともある。
不幸なときがあれば幸福なときもある。
病気をすることもあれば、健康なときもある。
そのダイナミズムは生物無生物問わず
存在しているリズムに従っているといえる。

このようにつねに変遷することは、
仏教でいう無常ということになる。
しかし無常とは、
具象化された相対レベルの特性であり、
その「ゆらいでいる」無常の根底には、
非具象のレベルで、
ある「一つの絶対」がある。

一つの絶対から無常の相対が現れ、
一つの絶対に回帰する、
この自己回帰的な変化によってリズムができる。
そのリズムを形に表現すると螺旋形となる。
それが具象化されたものの一つが、
DNA螺旋──このDNA螺旋は、
純粋潜在力の場の物質的な表現といえる。

また、それらのリズムをきちんと数学的に計算し、
人生における変化や宇宙の変化を計算式にしたものが、
占星術ということになるのでしょう。

Jyotish sastra(神の光の科学)

インド神話では、
創造と維持、破壊のリズムが
宇宙を支配していると説いている。
つまり、
ブラフマン(創造)
ヴィシュヌ(維持)
シヴァ(破壊)というように、
神の名前と関連して説かれている。
これはまさに宇宙のリズム、
「ゆらぎ」を示している。

破壊があるから、
次の創造が生まれる。
細胞も破壊されるからこそ、
創造が始まり、
新しい組織ができる。
肉体も宇宙も、
破壊があって、
次の細胞が、
次の生命が、
次の宇宙が、
新しく生まれてくるのだ。

あなたの人生においても同様。
挫折や絶望という破壊を味わったにせよ、
必ず次なる新たな創造という出発が待っている。
こうして人は、新たな進歩を歩むことができる。

 

In rivers, the water that you touch
is the last of what has passed
and the first of that which comes;
so with present time.

 
川で、あなたが触る水は、
一番最後に過ぎ去ったものであり
また一番最初に来るものである。
現在という時も同じである。

レオナルド・ダ・ビンチ

 

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