Bhagavad-Gita 18.35

おおプリターの子よ、夢、恐怖、悲嘆、気難しさ、幻想を越えることの出来ない愚かな決意は無知の様式*のものである。

Bhagavad-Gita 18.35

 * 無知の様式=Tamas / 惰性

 

解説

 徳の様式の人は夢を見ないというわけではない。ここで「夢」とは睡眠過多のことである。夢は常に存在する。徳の様式、激情の様式、無知の様式のいずれであっても夢は自然に現れる。睡眠過多で、自分が物質的快楽を楽しむべき者であるという自尊心を捨てることができず、物質界を常に支配しようと夢みて、生命、心、感覚をそのために用いる者は無知の様式の決意を持つ人と考えられる。

 

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今この瞬間を生きる (2020.11.27) ※Tamas/タマスの補足

 

And that determination which cannot go beyond dreaming, fearfulness, lamentation, moroseness, and illusion-such unintelligent determination is in the mode of darkness.

Bhagavad-Gita 18.35

 

(参考文献:アバイ・チャラナラヴィンダ・バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダ*/クリシュナ意識国際協会創設アーチャーリャ (1990)『バガヴァッド・ギーター あるがままの詩』, バクティヴェーダンタ文庫社, p.916.)

*Abhay Charanaravinda Bhaktivedanta Swami Prabhupada (अभयचरणारविन्द भक्तिवेदान्त स्वामीप्रभुपाद):クリシュナ意識国際協会の創設者。通称シュリーラ・プラブパーダ (1896.09.01-1977.11.14)

yayā svapnaṁ bhayaṁ śokaṁ
viṣādaṁ madam eva ca
na vimuñcati durmedhā
dhṛtiḥ sā pārtha tāmasī

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